AbemaTVにて、6月9日、「しくじり先生」の南海キャンディーズの放送回が再放送されることが、決定しました。
過去、大反響だった南海キャンディーズの放送回。今回は、山里亮太さんの結婚報道を受けて、その話題に乗っかる形でAbemaTVが企画したようです。
そんな「しくじり先生」の南海キャンディーズ放送回ですが、いったいどのような内容が放送されたのでしょうか。過去の放送回について、ネタバレ含めてご紹介していきますのでご覧ください。
しずちゃん山ちゃんがコンビなのに共演NG?そのワケとは?
しずちゃんが山ちゃんを嫌うようになった理由は、いくつかあります。
まず一つ目が、とてつもない過干渉。とにかくしずちゃんを売れる芸人にするために、怪物に育て上げようと山ちゃんは必死でした。
その結果、収録中以外でも、しずちゃんが人に迷惑をかけてしまい謝ると、「謝るな!それは人間のすることだ!」と説教をする始末。
それでも受け身体質のしずちゃんは、山ちゃんの指示に従います。その成果なのか、M-1でなんと準優勝を果たした南海キャンディーズ。
一気にスケジュールは埋まり、一躍超人気芸人の仲間入りを果たします。
山ちゃんのしずちゃんへの嫉妬がここから始まる
成功したなら、普通はそれで満足して嫉妬などするはずがありません。
しかし性格が歪んだ器の小さい芸人No1を自称するだけあって、なんとここからしずちゃんへの山ちゃんの嫉妬が始まります。
山ちゃんが狙った通り、色々な番組やイベントに出演する度に、面白い面白いと周囲から評価される怪物の女性芸人・しずちゃん。
その一方で、山ちゃんは「じゃない方芸人」と呼ばれるようになります。
挙句の果てには、しずちゃんだけCMに出たり、レギュラーをもらったりとするため、嫉妬で耐えきれなくなる山ちゃん。
そしてついに、映画「フラガール」の出演オファーを一人もらったしずちゃんに、山ちゃんは我慢できなくなり、出演を揉み消そうと裏で相方の邪魔をするようになります。
南海キャンディーズコンビ解散の危機?
好きな男を奪われた女のように、嫉妬の炎が渦巻く山ちゃん。相方の仕事の邪魔をするだけでは、気が収まるはずもありません。
ネタ合わせも顔を合わせなくなり、同じ部屋でもお互いに距離を取って過ごす始末。
その結果、コンビネーションが悪くなり、コントもウケなくなっていきました。
笑ってもらえないとなると、今度は自分の芸人としての自身も崩れていきます。
周囲の声が悪口ばかりに聞こえ始め、一人テレビ局の階段で座って泣いて過ごす日々。過食症でどんどん太っていくようになり、電車の車輪や連結部分が出す音でさえ、悪口に聞こえるようになっていきました。
まだまだ続く山ちゃんの妨害工作
番組にコンビで呼ばれれば、しずちゃんの振られるトークを事前に調べておき、一切喋れないようにトークの横取り。
他にも、コンビ呼ばれないように南海キャンディーズのオファーを全て、山里亮太のピンのオファーに勝手に書き換えます。
そして、しずちゃんがボクシングの試合に出るとわかると、興味もないのにカメラに映るためだけに、試合会場に行ってしずちゃんを利用。当然、取材だけ受け終わったら、さっさと帰っていました。
しずちゃんがいなくなって自分の愚かさに気づいた山ちゃん
これまでひたすらしずちゃんの邪魔をすることだけに、心血を注いてきた山ちゃん。
しかしそれは当然、お笑い芸人としてやるべきことではありません。
そんなことをする暇があったら、もっとお笑いに漫才に、時間と労力を割くべき。
そのことに、しずちゃんがボクシングに没頭するため、お笑い界から身を引いたことで、ようやく気づきます。
南海キャンディーズ再結成
ボクシングを引退したしずちゃんでしたが、昔の自分は山ちゃんに漫才のことは頼りっきりで、自分はほとんど何もしてない。ただのラッキーでここまで来ていたことに、気付き反省をします。
お互いにコミュニケーション不足が、あったことに気づいた二人のコンビ。そんな中、しずちゃんは山ちゃんへ、もう一度M-1に出たいと誘いをかけました。
けれども、すでに5年以上コントをしていなかったので、ブランクもすさまじく、その練習は本当に過酷なものとなります。
それでも練習を続け、結成15年目にして初めての単独ライブを実現。そこで、もともとは12分だったネタが、アドリブで24分と倍にまで伸びてしまう二人。
それは漫才がそれだけ楽しかったことの証であり、しずちゃんも山ちゃんが横にいて、こんなに楽しいのは初めてと思ったと話します。
それから、これまではマネージャーを通してしか、会話をしていませんでしたが、ようやく直接話せるようになります。
南海キャンディーズとは?コンビ結成までの歴史
最初、「足軽エンペラー」というコンビで活躍していた山ちゃん。当時の相方は、しずちゃんではなく、西田富男さんという人で、この人からメンタルが崩壊するまで追い込まれます。
その後、西田さんに捨てられる形で、コンビ解散となった山ちゃん。次に始めたのは、ピン芸人でした。
「イタリア人」という名前で活動しますが、全く人気は出ません。
山里亮太のひらめき
そこで山ちゃんは考えます。ライバルの少ないお笑い分野に挑戦すれば、勝てるのではないかと。
それまで、普通のコンビやピン芸人をやっていましたが、インパクトも薄く記憶に残りにくく、さらに面白いネタが披露できるわけではなかったので、なかなかウケるのが難しいのが現実でした。
その経験から山ちゃんが導き出した答えは、男女コンビでお笑い界に挑戦しようというもの。当時は女性芸人が非常に珍しく、今でもそうですが、男女コンビで活躍する芸人でさえ多くありません。
山里亮太と山崎静代の出会い
そして、山ちゃんが相方として見つけてきたのが、しずちゃんでした。
当時、しずちゃんは他の人とコンビを組んでいたのですが、どうしても一緒にコンビを組みたかったので、必死に説得します。
まずは親しくなるために、しずちゃんの好みをリサーチ。甘いものが好き、漫画が好き、そういったことを一つずつ調べて習得していき、徹底的にしずちゃんの好みに自分を合わせます。
あまりのその必死さから、当時のしずちゃんも山ちゃんから告白されるのでは?と完全に勘違いされたほど。その苦労の甲斐もあってか、見事しずちゃんを口説き落として、「南海キャンディーズ」結成となります。
しくじり先生とは?
テレビ朝日で2014年から、約3年間放送されていた人気バラエティ番組「しくじり先生」。
様々な失敗を経験してきた有名人が、自分と同じ失敗を繰り返さないように、己の教訓と問題点を話す教養番組です。
もともとは朝日放送でしたが、番組が終了したことで、朝日と提携を組んでいる「AbemaTV」がタイトルだけもらって、また新しく番組を作り放送することに。
そのため、現在の「しくじり先生」はAbemaTVのみで視聴が可能となっています。
打ち合わせと構成がとにかく精巧
「しくじり先生」という番組ですが、その特徴は圧倒的に事前打ち合わせに時間をかけるという、その構成の緻密さと精巧さです。
何度も何度も重ねて話し合うことで、出演者の人生を本になるまで綺麗にまとめあげます。その本は人によっては、数冊に及ぶこともあり、ここまで打ち合わせに時間をかけるのは、民法ではかなり珍しいとのこと。
番組の演出は北野貴章さんが担当。レギュラー出演者は、若林正恭さんと吉村崇さんです。
基本的には30分番組ですが、その枠で収まりきれない時はスペシャルとして、特別枠で放送されることもあります。
ネットでの反応
しくじり先生完全版より
しずちゃんのフラガール出演オファーを揉み消そうとする山ちゃん pic.twitter.com/TrfvG0o3Xf— 「時代が車で雨が人」 (@o_dr_) 2019年6月5日
山ちゃんっていうと、しくじり先生の懺悔回のイメージしか無い(笑)
会見で「今まで真面目に生きてきたから〜」とか言ってたけど、しずちゃんよくキレなかったね😭 pic.twitter.com/CHyqWwch0K— otoha (@femmelaide4) 2019年6月5日
山ちゃんと蒼井優さんのキューピットでもある相方のしずちゃんに過去の悪行三昧の懺悔として15年間の伏線を回収するかの如く今迄言えなかった「ごめんなさい」を泣きながら語ったしくじり先生は忘れないし今見たら百億兆倍感動して涙腺のダムが決壊した
南海キャンディーズも永久に不滅#しくじり先生 pic.twitter.com/wnvoHNlYY4— ‘覚醒’のシン²・『アーク』のエデンの使徒🌈👼きのこりあんの方🌸🍄=͟͟͞͞山ちゃん結婚㊗️ (@zodos666) 2019年6月6日
少し前にしくじり先生で南海キャンディーズさんの過去を見てたので今回の蒼井優さんとのご結婚含め一つの大作映画を見終わった様な気持ちになってます。とりあえず山里さんが引退を考えていた時の千鳥大悟さんとのエピソードも最強に推せるので見ていただきたいです。
— ウインググループ【全国19店舗】 (@wing_group_eiwa) 2019年6月7日
やってやったぜ!って上から目線じゃないけども謙虚だし
「こんな美人が僕と結婚してくれた」って自分卑下しない山里がいい男すぎてしずちゃん最高すぎてしくじり先生の南キャン思い出して勝手に盛大にお祝いしたい
— 咲く@厚み推し (@saaaakuuu1) 2019年6月5日
南海キャンディーズの関係性が修復したからこその結婚だし普通に涙腺に来る、漫才またやりたいとしずちゃんが言い出してライブやってM1再挑戦してしくじり先生でお互い泣いてラジオ2人でやって山里さんが入院した時にはしずちゃんがピンチヒッターを務めて、色々なことが実を結んだそれなのかな
— ミヤザキ (@komakomakamn) 2019年6月4日
「天才はあきらめた」を読んで、しくじり先生の南海キャンディーズ回を見て、結婚会見を見ると、山里亮太の人生がいかにドラマチックでいかに結婚を素直に祝えるかがよーくわかる。
— RN.2丁目の菊千代 (@dakki_kikuchiyo) 2019年6月8日
僕は山里さんの結婚を山ちゃんしずちゃんのドラマとして見てて胸打たれるんですよ。M-1準優勝→彼女だけ売れる→妬みからのいやがらせ→不仲→五輪→もう一度M-1目指し関係修復→しずちゃんが結婚を後押し という大河ドラマ。しくじり先生の南キャン回 Abemaで再放送してくれ!
— 電光石火 (@electlightning) 2019年6月7日