金曜ロードショーで未来のミライが地上波初公開決定!あらすじ・ネタバレ・感想などをご紹介

細田守監督の最新作品『未来のミライ』が、「金曜ロードショー」で放送されることが、決定しました。

地上波初放送となる今回、7月19日に本編ノーカットでお送りされる予定となっています。

数多くの賞を、日本だけでなく世界中から受賞した今回の作品を、ぜひご家族でお楽しみください。ここからは作品のあらすじやネタバレの紹介などになります。

未来のミライのあらすじ

■あらすじ

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。

ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。

両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。

そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。

“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。

それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。

待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。

そして、初めて知る「家族の愛」の形。

さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。

果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは?

“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―

それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。

キャスト紹介

  • くんちゃん:上白石萌歌
  • ミライちゃん:黒木華
  • おとうさん:星野源
  • おかあさん:麻生久美子
  • 謎の男:吉原光夫
  • ばあば:宮崎美子
  • じいじ:役所広司
  • 青年:福山雅治

受賞歴

  • 第91回アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネート
  • 第71回カンヌ国際映画祭監督週間に選出
  • 第76回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞ノミネート
  • 第46回アニー賞長編インディペンデント作品賞

未来のミライのネタバレ

『時をかける少女』、『サマーウオーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』など数々の大人気アニメーション映画を、手掛けてきた細田守監督。

その細田監督が2018年に公開した映画、『未来のミライ』が、いよいよ地上波で初公開されます。

建築家の父が建てた家の小さな庭の片隅に生える、小さな一本の木。

4歳の男の子、くんちゃんはお母さんが病院から、いつになったら帰ってくるのかと、ずっと待っていました。

出産したばかりの母は、お父さんと新しい妹と一緒に車で帰ってきます。

初めて見る妹、その寝顔は最初はとても可愛いものでした。

妹なんて好きくない!

両親は新しい子供に、かかりっきりになってしまい、くんちゃんの相手をする暇が全くありません。

まだ4歳の男の子、両親の愛情欲しさに、暴れまわって全く感情を抑えようともしませんでした。

突然現れる一人の男

ある日、家の小さな庭に、一人の知らない男が立っていました。

その男は言います。くんちゃんが生まれる前は、この家でとても大事にされていたのが、くんちゃんが生まれてからは全く愛してもらえなくなったと。

「いずれあなたもこうなる」そうくんちゃんに話しかけるその男のお尻には、ふっさふさの尻尾が生えていました。

今度は庭に知らない女性が一人

ある日、お母さんはお父さんにひな祭りの雛人形を、早く仕舞っておくように、お願いしてから出かけます。

お母さんは仕事に復帰し、お父さんは自宅ですが仕事で忙しい毎日、退屈なくんちゃんは妹をいじめて遊ぶようになります。

「お兄ちゃん、わたしの顔で遊ばないでよ!」

その時、庭から一人のセーラー服を着た少女が、話しかけてきました。

「お雛様を早くしまってってお父さんに言ってきて」
「しまうのを忘れて婚期が遅れたら、好きな人とすぐ結婚できないじゃない!」

お雛様には一日仕舞うのが遅くなる度に、結婚が1年遅れるという言い伝えがあります。

そのため、お雛様を放置しておかないように、お父さんに伝えるように、お願いされたくんちゃんは言われた通り、お父さんに話しかけるのですが、仕事で忙しくほとんど返事が返ってきません。

ミライと名乗る少女が家に上がり込んでくる

庭に立っていた少女は、未来から来たミライだと名乗り、お雛様を片付けるために、部屋に上がり込んで、片付けを始めました。

しかし、お父さんに見つかるわけにはいきません。お父さんが顔をあげる度に、大慌てで体を隠します。

くんちゃんの前に現れる幼い頃のお母さん

外に出たくんちゃんは、いつの間にか知らない場所で一人になっていました。

すると、そこにはしゃがみこんで泣いている女の子がいます。

そっと近づき、髪をなでながら、「何が悲しいの?泣かないで」と話しかけるくんちゃん。

しかし、その顔はよく見ると、アルバムで見た昔のお母さんと全く同じ顔でした。

幼い頃のお母さんが泣く理由

女の子は、猫を飼いたいけど、お母さんのお母さん(お婆さん)がアレルギーのため飼ってくれないと泣いていたそうです。

言い続ければ、いつかその夢は叶うよとくんちゃんは話しかけ、女の子の家に一緒に行くと、お願いの手紙を女の子のお母さんの靴の中に入れました。

バイクを修理する男とくんちゃん

お父さんと自転車に乗る練習をするため、公園に来ていたくんちゃん。

けれど、妹のミライちゃんに付きっきりで、全然くんちゃんの方を見てくれません。

怒ったくんちゃんは、思わずヘルメットを投げつけます。

すると、そこには突然、バイクを修理する男の姿がありました。

うま舎に案内されるくんちゃん

足を引きずりながら歩くその男は、くんちゃんをうま舎に案内してくれます。

戦争で傷を負ったその体で、馬にまたがると、くんちゃんも一緒に馬に乗せてくれました。

初めて見る馬。くんんちゃんは怖くて降りたくなります。

「怖がると馬も怖がるぞ!」

しかしその男は、突然大きな声で怒鳴りつけてきます。

「下ばかり見るな。ずっと先を見ろ」

自転車に再挑戦するくんんちゃん

再び、公園に戻ってきたくんちゃんは、自転車に挑戦します。

男のアドバイスに従い、ずっと先を見ながら、必死にペダルを漕ぐくんちゃん。

倒れずに進んでいくその姿に、何もしていなかったお父さんは「すごいすごい!」と驚きの声をあげました。

細田守監督とは?

  • 名前:細田守(ほそだ まもる)
  • 生年月日:1967年9月19日
  • 出身地:富山県中新川郡上市町
  • 学歴:金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油絵専攻

鉄道職員の家庭に生まれた、細田監督。

小学校2年までは、吃音に悩まされ、特別支援学級に通っていました。

学生時代から様々なアニメーション製作の活動に従事します。

大学卒業後は、スタジオジブリの研修生採用試験を受けますが、最終選考で不採用。

田宮武プロデューサーに東映動画を紹介され、1991年にアニメーターとして入社します。

1999年『劇場版デジモンアドベンチャー』の監督を任され、さらに続いて2000年『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』の監督を務めたことで、その完成度の高さから、業界内外で高い注目を集めるようになりました。

2000年8月からは、東映アニメーションよりスタジオジブリに出向するようになり、『ハウルの動く城』の監督として映画製作の中心に関わるようになります。

しかし途中で様々な問題が発生。結果として、『ハウルの動く城』の監督から外されることに。

2005年、東映アニメーションを退社してフリーになってから、劇場アニメ『時をかける少女』を監督、2009年『サマーウォーズ』を監督したことで、記録を打ち立てその知名度を不動のものとします。

それからも『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』など数々の名作を生み出し続ける、細田監督。

その実績は海外からも高く評価され、カンヌ国際映画祭などにもノミネートされました。

未来のミライの感想

子供目線で描かれた今回の映画。大人には気づきにくい、様々な子供ならではの悩みや葛藤がうまく描かれていました。

妹ができて喜び、愛情を奪われ嫉妬し、怒りで自分を見失いそうになるくんちゃん。

最初のうちは、無理を言いまくり、泣いて暴れて散らかして……やりたい放題わがままのくんちゃんでした。

子供がいる親は、映画の親に共感してくんちゃんにイラッとすることも、多いかもしれません。

しかし細田監督は、映画を通して優しく問いかけます。

誰にだって子供だった頃はあったでしょと。

猫が飼えないからと、家を飛び出し泣きわめき、家を散らかしまくるまだ幼女だった頃のお母さん。

気持ちだけやってるようで、全然家事・育児ができてないお父さん。

それでも子供には厳しい態度を取る大人が多いので、子供はいい子のフリをして甘えることができずに、必要以上に早く大人させてしまっていないでしょうか。

自分のわがまま・いい加減さは棚に上げてです。

自分の理想をただ相手に押し付けるのではなく、寛容さも大事なのではないでしょうか。

大人も子供も楽しめる内容ですので、ぜひ家族で金曜ロードショーをご覧ください。